フェルト教室をしていて
一番嬉しいのは、楽しさを見出して帰ってもらえて
その後も続けてもらえること。
なかなか趣味のために続けて通うのは難しいことだと思います。
なので家でご自分でも作ってみてもらいたいです。
「家で自力で作ってみました!」と言ってもらえるのも嬉しいんです。
昨年から2年連続で
京都から広島まで習いに来てくれる姉弟がいます。
夏休みにしか来れないのだけど、
その間、家でお母さんと一緒に色々作っているそうでとても上手!
だけどさらに可愛い作品、リアルな作品を作りたくて
そのコツを知りたくて習いに来てくれるそうです。
本で見てもどこをどう刺したらその仕上がりになるのか
詳細までは書いてないから肝心なところがわからなくてモヤモヤするそう。
今年の夏は、
みんなで手のひらサイズの白くまを作ってくれました。

見本をじっくり観察するところから
自分のこだわりポイントを見つけ出します。

いとこの兄妹も一緒に参加です。

立体の作品は本当に難しいです。
しかも大人でも2〜3時間ではなかなか仕上がらない。
何が難しいかってやめ時がわからなくなるんです。
延々とつつけるし、
長い時間同じような箇所を刺していると
自信もなくなってくる・・・
そんなときの考え方、どのタイミングまで修正できるのか、
その修正の仕方、などなど
本では教えてもらえないことを細かく時間いっぱいお伝えしていきます。
時間が足りなくなるほど質問もしてくれますし
「?」も飛び交います。
時間を制限するのが申し訳ないほど集中していました。

ようやく完成!で見せてくれました。
いいドヤ顔してくれてました。
肉球の一つ一つまでしっかりできました。
本当に根気強かった!

お母さんと一緒に頑張っていました。
大事な目など、しっかり位置どりができていましたよ!

お姉ちゃんは形、シルエットにこだわりました。

求める形になかなかならないもので…このクオリティー!
肉球まで及ばなかったものの、丸みや体と足のバランス、顔の表情など、
こだわりが強いからこそ納得がなかなかいきませんね。
これでまたお家でも楽しめるように上達してくれていたらなと思います。
来年も会えるかな?会えたら嬉しいな。
私も見習ってまだまだ腕を磨かなくては!と思うのでした。
励みになります!
ありがとうございました。
トリコ
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