トリコの 移動フェルト作りに
いつも同行している ひつじ看板。

これ手書きの絵です。右下の印も手書き。
以前 記事書きました。コチラ 赤ちゃんにも大人気で
これ見てはニコニコ笑ってくれるほど。
なにか面白さが伝わるんでしょうか。
さて
このひつじ看板を 書いてくださったのは
映画看板職人の
佐藤定信さん。
先日
「いま広島市内で作品展してるから見に行ってみてください。」
と直々に 主人に電話を下さいました。
なので早速、行かせてもらいました。
初めて訪れた
「
映画図書館」。

Don't think. Feel.
(考えるな!感じろ!)広島の老舗デパート福屋八丁堀本店 10F。
「八丁座」という映画館よりも もっと上です。
エレベーターで上ると
そこに ひっそりとありました。

ポスターに書かれていたプロフィールにて
改めてご紹介します。
手書き看板絵師 佐藤定信さとうさだのぶ 作品展1939年広島県呉市生まれ。
子供の頃に呉市の繁華街で見た映画看板のとりこになり、
中学卒業と同時に広島市内の映画看板職人に弟子入り。
1960年から名古屋を拠点に映画館の看板を製作。
その後東京に映画産業の斜陽とともに映画看板の道を断念。
1965年に呉市に戻り、看板業として独立。
仕事も一段落した現在、「手書き映画看板の歴史を残したい」と
映画スターらの看板製作を再開している。
手書き、人の手にしか出せない
確かなものというのはあると思います。
職人技。
ぜひ本物を間近で見ていただきたいものです。
展示されている作品を少しだけご紹介させてもらいます。

実際使われていた映写機と共に
映画「鉄道員」
ぽっぽや の
今は亡き 高倉健
さん。
※カメラで撮影したものをトリミングしてあります。昔の広島といえば…の映画。
菅原文太さん。
モノトーンに赤文字。そして鯉?ですよね。
素敵な絵。
※カメラで撮影したものをトリミングしてあります。こちらも菅原文太さん。
か、かっこいい。
年を重ねて それがキレイに積み上げられていて
ちゃんと未来へメッセージが伝えることができる方たち。
描かれた俳優も
描いた映画看板職人も。
日本の宝もの。
そう思います。
いいもの見させてもらいました。
佐藤定信さんの作品展は
会期は未定で
4月いっぱいくらいは
されているとのことです。
映画図書館のご紹介も もうすこし。

配色もオシャレな落ち着いた空間。

陽が差し込むところも。
フィンランドのアカデミア書店を思い出しました。


カウンター。
今は手書き看板が並んでいます。

実際使われていたフイルム。

永遠の憧れ。オードリー・ヘプバーン。
こちらはポスター。
八丁座映画図書館webは☞
コチラ定休日 火曜日
入場無料
11:00~17:00。
映画関連の書籍、雑誌2、パンフレットなど
貴重な資料も。
書籍の大半は、広島出身 映画評論家の故・花本マサミ氏の蔵書とのことです。
貸出しは不可。

オマケ
貴重な資料が多いため
子連れだと目が離せませんが
ゆったりとした空気は感じられます。
今度は、1人でゆっくり寄らせてもらいたいと思います。
トリコ
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